建築、 日常の独り言
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断熱施工

    先週で現場断熱工事が終了し、取り急ぎ電気工事がスタート。
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    金物の熱橋部もシッカリ断熱材施工。木と鉄では熱伝導が1000倍も差が・・・

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  断熱材は高発泡ウレタンのソフティセルを採用した。
  内断熱工法で、メリット的には木材の収縮や躯体の動きに追従する断熱素材。
  ということは、経年変化による気密劣化が少なく、室内の空気は外に漏れ難い。
  しかし、遠い将来に解体した場合、断熱材と木材の分別が困難さがデメリット。

 世の中には、在来木造工法でも、×××工法とか、いろいろな名称の工法が存在。
 ややこしい横文字の名称で、様々な特徴を謳っているので、選定しにくいだろう。
 断熱工法にはコストもだが、メリットデメリットを理解の上で採用決定すべきだ。
 
    先ずは省エネ快適性が想像されるだろう。そりゃ当然だ!
    断熱性が高ければ、省エネ快適と思われるだろう・・・
    それには、しっかりとした裏付けが必要なのである。
    断熱の本来の目的は、建物の耐久性向上のためなのだ。
    その極意は、躯体内(壁内・天井裏)での結露防止!
 
 外壁工事下地にある防水紙(商品名 タイベック)は、外からの浸水を防ぎ、
 スポーツウェアみたいに内部の水蒸気は外に追い出す機能を持った素材だ。
 そして、外壁の通気層を設けると共に、壁内に入り込んだ湿気は確実に外へ。
 
 かつて、やみくもに断熱材を厚くした結果、捨石となった住宅が多くあったそうだ。
 グラスウール内に籠もってしまった行き場のない水蒸気がもたらしたこと。
 水分を含んだ結果、効用を失い、重くなった断熱材が壁内でズリ落ち固まる。
 その結果、壁体内結露が腐朽菌を発生させ、土台柱が傷んでいったのだ。
 
 グラスウールが悪いといっているわけではありません。
 換気を怠ったために、室内から壁内へ向かった水蒸気の結露が原因であり、
 グラスウールは水分を取りこんでしまうと、外には逃げにくい性質なもの。
 調湿作用のある内装材採用と換気すれば、グラスウール系でも大丈夫。

 壁内に水蒸気を行き渡らせないためには、換気が重要なのは言うまでもない。
 しかし、日常生活の中で、室内には水分を発生させる要素がたくさんある。
 ヒトからの水蒸気発生はもちろん、炊事、洗濯室内干しなんて日常な事ですね。
 例えば、4人家族での1回の洗濯物の水分量は3リットル程度にもなる。
 室内で干す事によって、水蒸気は拡散し、壁、天井へと消えていく。
 壁内・天井裏で結露し内部でカビとなり、腐朽菌を発生させてしまう。
 ハウスシックよりも恐ろしい、カビダニ発生原因となってしまうのだ。
 カビによるアレルギー。特に子供達はこれが原因で悩まされてしまうのだ。

 灯油ファンヒーターだと灯油が燃えた分、水蒸気が発生する。
 石油ストーブにヤカンで湯を沸かし、室内干しなんて、とんでもない。
 古い隙間だらけの建築ならば、それでも良かった。
 昨今の中途半端な気密建築で、壁内に湿気が溜まりやすくなってしまった。
 室内換気、壁の内部に入った水分を追い出す事がいかに大事か。
 誤った生活の仕方がいかに恐ろしい結果を招いてしまう。
 それが毎日続けば・・結末は容易に想像がつくはずだ。
 結露の結果、前項で述べたとおり、建物内部から腐ってしまいます。
 
 世の中にある物質で、最も熱を伝えにくい物質は何なのかご存知でしょうか?
 それは空気なのであります。
 どんな断熱材も内部に細かな気泡を持つ事で熱を伝えない作用を持つ。
 断熱材に水分を含まない事が重要なのは言うまでもありません。
 水分を含んだグラスウールなどは断熱性能を失うと共に、建物耐久性を悪くします。
 スチレンボード系素材であれば、水分を含まないので、断熱劣化はしません。
  
 建築基準法で建物内の空気を2時間に1度入れ替えることが義務付けられてます。
 俗に言う、計画換気(0.5回/h)です。気密が悪いと、計画換気は上手く行きません・・・
 スムースに給気口から排気口まで空気の流路を確保するには気密が大切。
 気密が悪いと、関係無い隙間から空気が入ってきてしまいます。
 せっかくの給気口から入った空気が排気口まで辿りつきませんからね。 
 その結果、計画した換気ができず、過剰換気となるため省エネにはマイナスです。
 スカスカの昔の住宅は寒いけど、過剰な換気が耐久性をもたらしてました。 
 中途半端な気密と断熱が、建物の耐久性を落としているということです。 

 また、机上の理論であれば、外断熱は理想的な断熱工法!
 RC造やS造であれば、効果的な断熱工法でもあります。
 しかし、木造だと木材の収縮や躯体の動きに追従することはできません。
 テープで断熱材を押さえている現状が多いですが、何年保つ事ができるでしょうか?
 寸分狂わない施工精度が要求されない限り、木造建築の外断熱気密持続は困難。
 完成時は気密数値が良くても、経年変化した建物の数値は如何ほどなのでしょうか?
 木造外断熱や気密性能(隙間相当面積:1㎡あたりの隙間数値)
 そんな要素で売り込む住宅ビルダーには強く疑問を抱きます・・・
   
 木造外断熱やツーバイフォーで建築された方の、共通した言葉・・・
    「昨年より寒くなったような気がする・・・」
 気のせいかもしれませんが、経年変化で気密や断熱性能が劣化している証拠。 
  
 そこで、木材の収縮や躯体の動きに追従し、水分を取り込まない断熱材の採用!
 しっかりとした屋根・壁断熱&気密、外壁内通気で、建物耐久性を向上させます。
 水分が発生しやすい場、洗濯物を干す場には常時換気を施します。(当然だ!)
 断熱・換気をキッチリとすることで、壁内結露や建物の劣化を防ぐ事が出来ます。
 気密化は、ジワリジワリと効く輻射熱暖房の快適性と省エネ化をもたらします。

  「住まいは夏を旨とすべし」というように、射光対策・通風計画は当然!
  住まいは数値だけでは表現できない、もっと大切な何かがあるはずです。
  性能だけで諮れない「住まい」。本来あるべき、住まいとは何ぞや・・・
  そんな建築の極意を永遠に探求していくことが我らの仕事である。

  朝イチから昼まで現場に居た中、ゲリラ豪雨並みの雨が降ってきた。
  軒出は910(柱芯~タルキ先)雨樋を含めると、1m程度の軒出になる。
  窓を開けてても、室内には雨が入らず、冷たい風が南北に通り抜けていた。
  夏至を基準にした南中太陽角度は約80度。もちろん日差しもカットしてくれる。

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  屋根面に施した断熱。小屋裏物置は、辛うじて天井高1400・・・
  上棟時に神事お祓いした御幣を天井裏にセッティング。家内安全!

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    ハダカ天国のバスルーム。熱矯部の断熱施工には最新の注意。
    これから間接照明下地、待望の「壷風呂」据付と床暖房工事が始まる。
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by sinmyo | 2009-07-13 20:14 | 多世代同居の家 | Comments(4)
Commented by Roberto at 2009-07-14 16:55 x
富山ではファンヒーターを使う人が多いですね。
あれを使ったら、家をどう作っても無駄になってしまう...

外断熱も誤解されてますよね。
RCの外断熱は最高ですけど。
Commented by sinmyo at 2009-07-14 20:39
>Robertoさん、手頃なファンヒーター。換気さえすれば良しかっ・・・
水蒸気は解決できても燃焼ガスに不安。でも、最近のは臭いしないそう。
恥ずかしながらアトリエではデスク足元にファンヒーターですちゃ。
冬寒く、夏は涼しい低気密低断熱ですからねー・・・(苦笑) 
Commented by Roberto at 2009-07-23 10:07 x
アラジンのブルーヒーターなんかは、(完璧に調整されていれば)ほとんどガスを出さないですね。

最近は薪ストーブに憧れてます。 設計する家にはよく入れるんですが、うちは小学校ストーブ...
Commented by sinmyo at 2009-07-24 04:44
>Robertoさん、アラジンファンヒーター初めて耳にしました。
メンテナンスの覚悟と時間を気にしなければ薪ストーブイイっすね。
所有している方に言わせると、暖炉維持に軽カー1台維持するのと同コストだとか。
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